【質問に返答!】初対面の人に激吠えするポメラニアン(1歳4ヶ月) 「警戒心が強い犬はどう頑張っても治らないのでしょうか?」【2】

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【質問に返答!】初対面の人に激吠えするポメラニアン(1歳4ヶ月)
「警戒心が強い犬はどう頑張っても治らないのでしょうか?」【2】

前回の続きです。

ではどんなふうに直していくかということなんですけれども、まずリードコントロール、これはもう絶対必須です。
けれどもここで誤解してほしくないのは、これはリードで犬をコントロールをすることが大事なんじゃなくて、そのリードコントロールから人が犬に伝える力を養うことが目的なんですね。
プラス、伝えるのを続ける姿勢。根気というのも必須ですよね。

その伝え方というのも、主となる人間があやふやな意思を持っていたりとか、やり方があまりわかっていないままやってしまうと無駄な動きが増えて、逆に誤解を与えるので、絶対にうまくいかないんですね。
いかに無駄な動きを省いて犬に分かりやすくシンプルに伝えることができるのか。
ここがポイントです。
リードを通して、しっかりと伝えたいものだけをそこに載せる。
それを伝え続ける姿勢と根気が必要になっていきますよということなんですよね。

で、そこが出来るようになってきたら指示に入るわけですよ。
例えば、座れとか待てとかツケとか何でもいいんですけど、これを犬にも分かるように伝えてあげる。
そういうふうに伝える能力、スキルを身につけたり、無駄を省いて指示ができるようになってくると、やはり自然とリーダーになってくるわけです。

散歩の中でもそこを意識しながらルールありきで散歩に行くようになるわけですから、そうなってくると、恐らくそのポメラニアンが今激吠えしているところでも、「実は問題が軽かったですね」というところは自然と治ります。
自然と飼い主さんの伝える力、要は指導のおかげで、「意外にここはあっさり吠えなくなった」とか、「そういやここで吠えるのがなくなっているな」と感じるようになってくると思います。

それでも「ここはしつこいな」という問題が濃く残っている部分。
実はここが吠え始めた原因の部分の可能性が高いんです。
その濃い部分から広がった軽い部分は、比較的問題としては核となるところから離れているのでそれは治っていく。
でも大元のところは濃く残っているんですよね。

そこに関しては、再度微調整をしながらやり方を変えてチャレンジをしていって、その濃い部分も改善していく。
これが簡単な説明にはなりますが、大まかなプランニングになります。

【3】に続きます

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