【若者を応援!】新米ドッグトレーナーさんに向けて【3】
前回の続きです。
で、特に最初トレーナーとしてデビューをした時に、無理して難しいのを見ようとしなくていいんですね。
逆にいうと、子犬に特化して子犬の教育でしっかり経験を積んだらいいと思います。
自分のスキルというか、実力を侮らんと要は初歩からやるべきだと僕は思うんですよね。
そうすると、その犬たちがどんなふうに自分が教えたことを吸収していって、どんな反応するのかっていうのをたくさん経験できますからね。
そこで例えばちょっと変な癖がついてしまった場合でも、「あそこでこれをやってなかったから」とか、「あの時にまずい対応したからや」とかっていうのがわかるようになるんですよ。
それを難しい犬とか成犬からやり始めると最初はしんどいと思うから絶対僕は子犬からやってくれということを言っています。
そして自分のパートナーとして子犬を迎えてお互い学習していくというのはすごくすごく大事な経験になるので、余裕があるのであればパートナーを迎え入れてほしいですね。
で、もしも現場で聞かれてちょっとわかれへんことがあったとしても、それに関しては持ち帰って考えるとか、後日LINEでアドバイスするとか。ちょっと考えさせてほしいとか。
分からなかったら、そこは素直に伝えていいと思います。
一番大事なのはやっぱり挨拶とちゃんと目を見てしゃべること、そして何よりも一生懸命やることと思います。
僕はがむしゃらにやってきたし、一生懸命やってきました。
僕も本当に難しいこととか、現場であればちょっと30分車の中で考えさせてくださいということは度々ありましたよ。
でも僕は経験してきたことが比較的多いから、質問に答えられないことなくいけたんやけれども、専門学生さんの場合は一番大事な実践ができないわけですよね。
学生のうちは実践なんて学校で学んだ後でしかないわけですよ。
だからその専門学校の2年間の間で色々な経験をできるだけすること。学校以外でもね。
僕はハンガリーに居る時は、壁に向かってね。師匠の真似して喋ってました。
最初は真似でも全然いいんです。だから現場を見るってすごく大事。
例えば先輩で上手くいってる人がいたら、その現場に同行させてほしいとお願いして、実際の現場をちゃんと見るっていうのもすごくいいことだと思います。
そうすると少しでも現場の空気感はわかるから、その時に自分に足りないものというのは自ずと分かると思うんですよね。
自分の足りないものを補っていくために、何を学んでいかないといけないかということも自ずと出てくるはずです。
【4】に続きます
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