ハンガリーで犬修行を始めた時の話【2】

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ハンガリーで犬修行を始めた時の話【2】

 

前回の続きです。

師匠はジャイアントシュナウザーをパートナーに世界大会に出てる方だったので、僕が修行に行った時も師匠のところにジャイアントシュナウザーの子犬が4頭いてたんですね。
ちょうどその時で4カ月くらいかな?
4頭いてまして、その中の1頭が師匠のパートナー。
残り3頭はまだ飼い主が決まってない状況だったのでしっかり訓練をして飼い主さんに渡すという形だったと思うんですよ。

そしてその中の1頭が僕のパートナーになりました。ココと名付けました。
そのココを含めた残りの3頭を僕が担当させて頂くことになったんですね。

師匠の家の裏に大きい庭がありまして、最初はそこでトレーニングをしてたんですね。
最初に師匠がパートナーと訓練して、その後に残りの3頭を僕が1頭ずつ訓練するという感じだったんですね。

そしたらね、師匠が教えている犬の動きと僕の3頭の動きが全然違ってくるわけですよ。
で、師匠がトレーニング中やその後に色々アドバイスをくださるんですけど、ハンガリー語が分からないわけですから、何を言ってるか理解できないんですよね。細かいところなんて特に。

そこで一体どうやって理解していったかというと、さっき言った師匠の犬と僕の犬の動きの違いを見て「そこを言われてるねんな」と解釈し、犬を介してアドバイスをより具体的に自分の中でイメージし、修正していくという形でやってたんです。
要は言って見たら犬が通訳みたいなもんです。

自分が教えた通りに犬は覚えていくわけですから。師匠の犬と自分の犬のなんらかの動きや反応が違うというのが分かっていった感じですね。

そういう風に毎日学び、日常の中でどんどんハンガリー語も覚えつつ、、というのが1年目やったなという感じですね。

【3】に続きます

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