愛犬の分離不安を改善するには?【1】

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愛犬の分離不安を改善するには?【1】

こんにちは、いぬプロの山本です!

新年明けましておめでとうございます!
本年もいぬプロをどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

 

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今回は犬の分離不安をテーマに話をしていこうと思います。
今愛犬の分離不安で困ってるという方へ、少しでも役立てる情報になればいいなと思います。

分離不安を改善していくには、どんな風に飼い主さんが行動していかないといけないかっていうところも大事ですし、自分達だけで直すという方法ではなくて、客観的に見てくれるトレーナーさん訓練士さんは必要になってくると思います。

分離不安っていうのは一概に言っても軽度から重度まであります。
確かにものすごい軽度な問題であったら、それこそ飼い主さんの振る舞いを少し意識して変えてもらったり、簡単なアドバイスだけで治る可能性もあると思うんですけど、やっぱり中度とか重度とかってなってくると、これは本当に専門家っていうのが必要になってくるんですね。
でも中には「専門家を入れてもうまくいかなかった」っていう方もいらっしゃるとは思います。
もちろん専門家と言っても色んなやり方の人がいます。
なので僕なりにどういうところを見てもらった方がいいかっていうのと、どんなアプローチをする人がいいのかっていうのも同時に話していこうかなという風に思っておりますので、良ければ参考にして下さいね。

例えば中度とか重度の分離不安を改善するにあたっては、やっぱり家族の皆さんへの聞き取りっていうのが凄く大事になってくるんですよね。
どんなトレーナーさん訓練士さんであれ、まずは飼い主さんとその犬と会って直接お話を聞くっていうのはもちろんみんなすると思うんですけど、その時に僕たちが飼い主さんに聞く話っていうのはあくまでも意識的な話なんですよ。

それはどういう事かと言いますと、僕らの質問に対して「私はいつもこうしてます」「何時になったら家を出ます」「出るときはこういう段取りで出るようにしてますけど、凄く吠えるから今この様にやってます」と、こういう風に話をされる訳ですけども、それって自分で意識して動いている行動の話であって、それ以外にも飼い主さんのとっている行動の中で、やっぱり無意識な行動っていうのはおそらくたくさんあると思うんですよね。

例えば犬が不安から吠えるようになって、その鳴き声に苦情が出てるとします。
そうなってくるとやっぱりこれ以上吠えさせたくないという思いから、その時に半ば無意識の状態で、飼い主さんから犬の方に合わせてしまうという行動をしてることがたくさんあると思うんですよ。

そんな風によくない行動を無意識にしてしまってる可能性はあるんですが、そういう場面っていうのはトレーナーさんや訓練士さんが見れる事は少ないですよね。
トレーナーさんが実際見れるのはトレーニングの間の行動だけですから。
なので、いくら意識的な質問をして意識的に返答したとしてもそれだけが全てではなく、無意識に「実はこんな行動をしていた」っていうことはたくさんある訳です。

だから犬の分離不安を直すにあたって、その無意識なところを気付いて意識的に変えていくっていうのが大事なポイントになります。

分離不安っていうのは重度になると「依存症」なんですよね。
だから僕にとっては分離不安っていうのはしつけではなくリハビリなんです。
酷い症状の場合は本当に依存状態なんで、皆さんもこれはリハビリなんやと思って取り組んで頂けたらなと思います。

【2】に続きます

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