愛犬には仕事を与えよう!❷
【仕事を与える重要性とは?】
前回の続きです。
でも先に話した本能が強い子たちというのは、人間と一緒に暮らしていく為にはそこを下げてあげないといけないわけじゃないですか。
ということは、本能が強い子をそのまま放置して、無職で仕事を与えずにそのまま思うがままに生きていけという風な飼い方をしちゃうと、その犬はやはり自分の警戒心の本能が強い分まで行動しますよね。
そうするとさっき言ったような様々な問題行動が出てきてしまうということになります。
だからこそ、ちゃんとしたボスが必要なわけですよ。
要は何か1つ同じ経験をするにしても、完全に放置してリード持っているだけで犬に任せっきりにしてしまうと、その子はそのまま学習してしまうわけじゃないですか。
でもそうじゃないんだよ。こういう時はこうしておけば問題ないよ。安心安全だよ。ということをきちんと誘導して教えてあげる。
こういうリハビリとか教育をしてあげることによって、その犬は「ああそうなんだ」という理解を示し、そして飼い主さん、要はボスですよね。
ボスに対して安心して信頼して、そこで平和的な行動をすることが出来るようになるわけなので、やっぱり放置して犬を無職にしたままにするのは、特に本能が強い子に対しては危険だと僕は思いますね。
だから、日頃から飼い主さんがリードを持って一緒に行動する中で、やはり一つ一つ教えていってあげて、この時はこうするんやよとか、この時は待ってるんやよとか、吠えなくても相手は何もしないよとか、そういうふうなことをしっかり教えていってあげる。
それを仕事とする。要は決まりを作るんですよね。
そうすると、その犬にとって外に出た時にはこうしましょうとか、この時はこうしましょう。
車に乗ったこうしましょうというふうに、ちゃんとお約束ごとができてそれを守ること。
それが仕事になるんですよね。
この仕事を与えることによって、犬のメンタル的なところの崩れも少なくなりますし、本能が強い子やったら逆にこういうことを最初からどんどんどんどん与えていく必要があります。
仕事を与えながら、その子を知っていきながら、その子の危なっかしいところとか、本能が強く出るところをどんどんどんどんリハビリして直していって、それに対して正解はどんどん褒めていってあげて自信与えてということをしていくと知らず知らず、やっぱりその家族とかが飼い主さんに対して、いいボスだなということが頭に入ってくる。
どんどん尊敬していくようになってくれるはずです。
【3】に続きます
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