ハンガリーで犬修行を始めた時の話【1】

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ハンガリーで犬修行を始めた時の話【1】

こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^

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今回は僕がハンガリーに修行に行き、ドッグトレーナー としてスタートを切った時の話をしたいなと思います。

僕がハンガリーに修行に行くことを決めたのは23,24歳の頃でした。
その頃の僕の犬に関しての知識はというと、ただ家で犬を飼っていたくらいのレベルだったので、一般の飼い主さん、もしくはそれ以下の知識しかなかったんです。

以前も軽くお話ししたように、僕はハンガリーでIPOという高等訓練を修行をさせてもらっていました。
皆さんもたまにテレビで見たことがあると思うんですけど、警察犬などの訓練なんかで腕に防具をつけて噛まれている人いるじゃないですか。
あの役割の方のことをヘルパーというんですけど、その訓練もしていましたね。
本当に何も知らない犬に1から教えていくことを色々と叩き込まれました。

犬の訓練に関しては、基礎的なところからしっかり学んでやっていたんですけど、その前に大変だったのは言葉の問題です。
もちろん僕は海外の言葉は分かりません。日本語しか喋れない訳です。
ハンガリーは勿論ハンガリー語が母国語で、第2母国語はドイツ語になります。
僕の師匠も日本語は喋れないですし、英語も喋れないです。
こういう共通の言葉が全くないという、すごいスタートでした(笑)

で、この時代は今みたいにインターネットがないじゃないですか。携帯なんかも使えないですし、ググるなんて言う言葉もなかったですから。
そんな中で最初どんな風にハンガリー語を覚えたかというと、僕は分厚い辞書を使って覚えていったんですね。
毎日ハンガリー語を耳にしていると、耳に残る言葉っていうのが出てくるので、それを辞書バーっと開いて意味を調べて、自分でも使って、、
そういう事を繰り返し繰り返しやっていました。結構苦労しましたね。
最初の2,3ヶ月なんてずっと呪文聞いているような感じでしたから(笑)
シャワーの水も合わなかったのもあるかもしれないですがこの時はよく髪の毛抜けました。びっくりするほど(笑)

しかも実は師匠に、最初の1カ月でセンスがないと判断したら帰国しなさいという条件を出されていたんです。
何とかそれは無事にクリアしましたが、本当にこの時はとにかく必死に、がむしゃらに頑張っていましたね。

【2】に続きます

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