プードルの性格・注意点【3】
前回の続きです。
しかし傾向的には飼い主さんの影響で問題が出ている子が多いと言っても、やっぱり毛色やブリーディングに関しての関係もあります。
レッド・アプリコットってテディベアみたいと言って急に人気が出たわけじゃないですか。
だからその時に皆こぞって子犬を作るために、子犬工場みたいな悪い環境で繁殖させるのが増えて、性格だけでなく体に関しても安定を考えないで数だけ増やしていった時代というのは過去絶対あったと思うんですね。
だからその中にやっぱり気質が不安定な子も含まれてたんじゃないかなというところは否めないので、他のカラーに比べたらこの2色は若干気をつけて育てていかないといけないと思います。
逆にスタンダードプードルは安定してる子が多いです。
やっぱり大量に作られてないわけですから、気質の安定というところに重きをおいてブリーディングをしている方が多いと思うので。
あとはやっぱり出どころという面でも、「スタンダードプードルを扱ってます!」というところが日本に何百もあるわけじゃないじゃないですか。
マトが絞られてる分、ちゃんとやらないといけないという意識もあるのでしっかりと取り組んでやってらっしゃる方も多いんかなというイメージです。
それに比べたらトイプードルとかは、ペットショップでも売られてるわけですから、ブリーダーが~とか、遺伝疾患が~とかを調べないで衝動買いする方も多いでしょうしね。そこの部分では需要が少ないスタンダードの方が計算されて大事にされてブリーディングされた子は多いかなというイメージですね。
そういった経緯があるからこそ、もちろんカラーにとらわれずですが、小さい時から教育を積まないといけません。
小さいから・可愛いからと言いなりになってしまうと本当に良くないですし、実際噛むというので結構苦しんでいる飼い主さんいっぱいいるんですよ。
子犬でもオラオラな自己中な子も多くいてますし、逆に怖がりの子もいてます。
だからその辺は特に注意して、どっちのタイプかなというのを見極めてパピーの時から教育してあげることを強くオススメしています。
【4】に続きます
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