コロナ禍で子犬を飼う人が増える中、改めて伝えたい子犬の教育の大切さ【2】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コロナ禍で子犬を飼う人が増える中、改めて伝えたい子犬の教育の大切さ【2】

前回の続きです。

そうすると、なかなかパーフェクトというか、育てやすい気質を持った理想に近い犬を迎えるということが、誰しもが出来ることではない訳です。
しっかりブリーダーさんから手をかけてもらいながら、お母さんの愛情をたっぷりもらって。そんな風にどこでも全てが揃ってるとは限らないわけですから。

でもそうはいってもなかなか比べるものがないので、飼い主さんも自分の犬が育てやすいのかどうかなんて、分からないのは当然だと思うんですよ。
例えば単純に言うと、兄弟を5、6頭一緒に飼ってしまう。
そうしたら性格の違っていうのは分かりやすいですよね。
でも1頭やったら他との違いが分からないんですよ。
比べるものがないわけですよね。同じ月齢の子はいない訳ですから。

ましてやその子の親犬を見てないとか、ブリーダーさんとそんなに喋ってないとかそうなってくると、もっともっと情報量が少ないわけですよね。
そしたら自分が選んだその犬っていうのが、今じゃあ一体どういう性格をしてどういう傾向があるのかなんて分からないわけじゃないですか。
「こんな一面あるんや」とかが少しずつ見えてくるのは一緒に暮らして接して行く中で見えるわけですよね。

でもその見えてくる性格の中でも「これをしようとしたらものすごい暴れまくる」とか「これで唸って怒った」とか「すごい甘えたで人から離れない」とか。これから成長していく中で、少しマイナスなイメージをもつ傾向が出てくる場合も大なり小なり多いにありえますよね。
そういうのが一緒に暮らし始めて1ヶ月程度で分かってしまうくらい進みが早いというか、自我を持つのが早い子もいてるわけですよ。

なので、そのマイナスの芽をいかに早く見つけて、いかに早く子犬のうちにとってしまうかということが大切なんですね。

でも飼い主さんからしたら、なかなか比べる対象がないですから、その芽を見つけても「これってこんなものなのかな?」とか「大きくなったら落ち着くかな?」と思ってしまってそのままにしていくと、どんどん芽が育っていって問題行動に繋がるという訳ですよね。

だからそこをきちんと見分けられるプロの目が必要になってきます。
なのでその時期にパピートレーニングって絶対に必要なんですよという事です。

【3】に続きます

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

SNS上では記事を分割して更新しておりますが、「いぬプロLINE公式アカウント」では毎週月曜日に記事の全文をLINEメッセージにて配信しております。

ぜひお友達登録よろしくお願い致しますm(_ _)m

関連記事一覧