質問に返答!15歳と7歳の留守番ができない分離不安の小型犬【4】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

質問に返答!15歳と7歳の留守番ができない分離不安の小型犬【4】

 

前回の続きです。

あとは7歳の子に関しては、まだまだ若いので基礎的なトレーニングからきちんと教えてあげることをお勧めします。

家で係留する時も2頭とも吠えていたとしても、7歳の子に関しては叱ってもいいと思います。すごく鼻鳴らすとか吠えるとか、それはちゃんと叱ってもいいですよ。
ただ15歳の子は今から基礎訓練というのはなかなかね、飼い主さんも難しいと思うんですよ。いろんな意味で。
だから15歳の子にはそこまで教えなくていいと思いますが、分離不安を少しでも和らげてあげる為に、生活の中での習慣を変えられる様に頑張ってみて下さい!

そしてこの練習のまず第一の目標としては、係留の状態で行動制限がかけられている中で、飼い主さんがいてもいなくても本人達は動じないようになるくらいまでやるのがいいかなと思います。
ただ係留生活を始めてすぐは、必ずガッとひどくなるのは時期はあると思います。
でもひどくなったとしてもピークっていうのは絶対あります。
行動制限かけて、もうこれ以上はないやろうと、これ以上うるさくならんやろうってとこまでいって初めてゆっくり落ちてくるんですよね。

だから皆さん練習を始めて、ガッと犬が反発するようにひどくなるこの時に心が折れてしまって「もうええか…」っていってやめてしまう方も多いんですよね。
でもそこで反発されてもこっちも負けじとそこはスルーしつつ、頑張って同じ対応を続けることで、だんだんだんだんゆっくりですが、落ちてくるんです。
そこまで頑張らないといけないんですね。

因みに係留時間はどれくらいしたいいのかっていうと、1日の中でその時間がほとんど。それが24時間くらいと思ってください。
やる時はそのくらいはやらないと意味がないですので。
少ししんどいですけど、初めはそのくらい鬼にならないといけないんですよね。
でも今このしんどいのを乗り越えられたら、犬も人もかなり楽になりますから。
ずっとしんどいのを続けて生活するのか。もしくは今しんどいところを頑張って頑張って改善していくのか。
悩んでいる方はここをしっかり考えてみてもいいかもしれません。

ただ7歳の子が慢性的に問題が出るようになったら本当に困ると思うので、15歳の子にどう対処していくにしろ、7歳の子には今から基礎トレーニングを入れていくのは必須かなと思いますね。

今回僕の考えたプランとしてはまずはこんな感じです。

本当はもっと細かくプランニングが必要なんですが、まずは今回説明したここからトライしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ参考にして下さい。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最後までお読み頂きありがとうございました。
記事を読んでくださった皆さん、読んだ後に「参考になった!」「賛同できた!」と感じられましたら、ぜひこのプロジェクトを拡散していただけませんか?

そうする事で愛犬と暮らす皆さんが正しい情報を知り、間違った情報を正し、認識を変え、それを日本中に広げていくことが出来ると思っています。
ぜひ皆様のご協力をよろしくお願い致します!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

関連記事一覧