【質問に返答！】犬を見ると大興奮する黒ラブ「アイコンタクトの練習を続けたら、いつか犬への興奮は落ち着きますか？」　【１】

【質問に返答！】犬を見ると大興奮する黒ラブ
「アイコンタクトの練習を続けたら、いつか犬への興奮は落ち着きますか？」　【１】

こんにちは、いぬプロの山本です！
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう！ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております＾＾

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今回はいただいた質問答えていきたいと思います。

〈質問内容〉
「うちの黒ラブは基礎トレーニングをしていますが、対イヌへの興奮がかなり酷く、全くこちらの声が届きません。
無理やりお尻を押さえてお座りをさせ、お座りコマンド連呼します。
そして、背中を撫でてようやく目が合うようになったらなんとかおやつで気を引きます。
アイコンタクトの練習も行っていますが気が遠くなりそうです（ ; ; ）
アイコンタクトの練習をつづけたらいつか、犬への興奮は落ち着くでしょうか。

服従訓練を始めて6ヶ月になり、基本的なコマンドは理解しています。
でも、興奮した場合動画でのご説明通り90%以上なにも見えないし聞こえません。
犬がいた場合です。アイコンタクト、ツケの強化、おすわりの強化をやってます。
すごく遠回りに感じますが（ ; ; ）これしかないですよね。
刺激の度合いを少しずつあげてのトレーニングが必要ということですよね。
レベルマックスが犬といった感じで‥。
応援してますので、犬に興奮する子への動画もいつかお願いします！」

ご質問ありがとうございます！
今回ご相談いただいたこの黒ラブの子は基本的なコマンドを理解しているとのことですが、コマンドを理解していることと、コマンドを出された時に自発的に条件反射としてすぐに出来るかというのはまた別の問題であって、ここが大きなポイントになると思うんですね。

例えばおやつでコマンドを教えている場合、もう犬の中でコマンドとおやつが結びついているので、自然と出来るんですよね。これはボールでも同じです。
これっていうのは飼い主さんの言うことをきいた後に、褒美というか、モチベーションが上がるような楽しみがあるわけですよね。
その後に楽しみが待っているからやるわけですよね。

でもそこで今回のご相談にもあったような状況、犬と遭遇した時ですよね。
その時に「おすわり」と言っても、全く聞く耳を持たない。
なぜだと思いますか？

だってそりゃ犬からしたら、お座りしたところでその後褒美があるわけじゃないですよね。
待ったところでその犬と遊べる訳じゃないですから、そら聞く耳も持たなくなっちゃいます。

でも僕らも基本的にはボールで遊ぶ時とか、ご飯与える前とか、もちろんコマンドをかけることはしますよ。
でもそれは限定的にするだけで、普段から刺激の強いもので褒めるっていうことはまずしないんですよ。
やっぱり指示をした後に飼い主さんに褒めてもらえるっていうのが最大のご褒美にしないといけないからです。

だから今までは恐らくおやつを使ってらっしゃったと思うんですが、ここに関してはやり方を変えて練習しないとなかなか今の状況から抜け出せないんじゃないかなと思います。

【２】に続きます

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