スプリンガーレイジシンドローム(突発性激怒症候群)について【3】

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スプリンガーレイジシンドローム(突発性激怒症候群)について【3】

前回の続きです。

僕が思うに、これは僕の経験なので全部が全部そうとは限らないんですが、不思議とリードを人が持っている時っていうのはあまり噛むのが出ないんですよね。
僕は見たことがないです。
でもこれはリードをただ持っているだけではなくで、小さい時からリードでしっかりコントロールされてきて、主導権をしっかり握ってきた飼い主さんと激怒症の犬の場合、人が立ちながらリードを持っているときは噛むのが出ないんですよね。

そうではないときに噛みに来ることが多いと感じます。
例えば足ふきの時やシャンプーの時とかの比較的無防備な時。
なので、それならそういう時だけでも口輪をつけてやってあげると飼い主さんも安心だと思います。
それよりもさらに歯磨きをしたいとか、口周りの何かをしたいときは薬が必要になってくるかもしれませんね。

いつ噛みに来るのか分からないというところはあっても、ある程度はお薬がなくても先ほどの対応で防げると僕は思っています。
どちらを選ぶかは飼い主さんの判断になりますが、薬を飲まないという選択肢もあるよということも知って頂けたらいいなと思います。
僕は薬を使うことは反対ではないですが、使ってしまったら辞め時がないので、ずっと使っていかないといけないですからね。
何歳から薬を使うのかというのも、あると思いますし。

だからやはり激怒症だけの話ではないですが、将来的に何があっても対応できるように、きちんと小さい時から教育はしておくべきだと思います。
特に突発性激怒症候群になりやすい犬種に入っているならなおさらですよね。

そして、突発性激怒症候群が比較的出やすい犬種を迎える場合は、できたら兄弟、親、祖父母、そしてひいじいちゃん、ひいおばあちゃんまで激怒症が出てるか出てないかっていうのは調べてから迎えるのがいんベストだと思います。

まとめ

・治療をするのならば、まずは大きい病院で調べてもらった後に断定すること
・治療としては今のところは脳を落ち着かせる抗てんかん薬しかない。お薬を使うのも1つ、
ある程度は基礎的な練習や口輪を使いながら対応していき過ごしていくことも1つ
・突発性激怒症候群になりやすい犬種を飼うとするならばその家族等の血統まで調べるのがベスト

まずは噛むからといって病気だと決めつけずに、その他の原因も考えてみて下さいね。
お薬ではなくても噛み癖のリハビリ方法はありますから、突発性激怒症候群だと信じ切って対応していただかないようにしてもらえたらなと思います。

ぜひ参考にしてください。

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最後までお読み頂きありがとうございました。
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