プロが考えるプランニング【1】

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プロが考えるプランニング【1】

 

こんにちは!いぬプロの山本です。
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^

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本日のテーマは、犬のトレーニングやリハビリを進めるにあたって必ず行う「プランニング」についてのお話しです。
プランニングというのはどういうものか、今回は飼い主さん目線の方でなくて、こっち側の目線で話していきたいなというふうに思います。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!

プランニングって一言でいっても、飼い主さんからしたら何なん?って思われますよね。
これは将棋やチェスで考えると少しわかりやすいかもしれません。

例えば生後3ヶ月で家にやってきてすぐトレーニング依頼を受けたとします。
これは将棋やチェスで言えばどういう状態かというと、完全に全部の駒がそろった状態。
誰も1歩も動いていないスタートの状態から始まりますよって感じなんですね。
ということは、僕はこの0の状態から正しい方向に導いていけばいいんですよ。
飼い主さんに対してじゃあこういうふうに犬を誘導してくださいとか、こんなふうに一つ一つ覚えていきましょうかとか、この子はもともとこういうところが苦手なのでこういうことが必要ですよとか。
もちろんこの子はこういう風な性格だろうな、こういう癖を持っているだろうなというのは僕らが見ると子犬でもある程度分かるわけですから、前もってそういうふうなシフトに出来るわけですよね。
そういうふうな戦略で0からチェスを動かしていけばいいんですよ。

でもチェスでも将棋でも飼い主さんの方の駒だけを出せるわけじゃないですよね。
もちろん犬の方も駒を進めてくるわけですよ。
ただ、飼い主さんの駒は僕が誘導して計算して出していくことができますが、犬にこういうふうに駒出しなさいよと指示することはできないですよね。
だから犬の方には僕達が思っているところに駒を出さざるを得ないように、犬の方をどんどんどんどんコントロールしていくことも必要なんです。

要は左に犬、右手に飼い主さんのチェスや将棋の駒があったらですよ。
僕は真ん中で「こっち側でこう出してくださいね」「そうしたらこう出すでしょう」とか、「こう逃げてたらこう出してください」「そしたらこうなるでしょう」っていうふうにどんどんどんどんゲームを展開させていくという感じなんですよね。
それが普通のしつけのプランニングやと思ってください。

【2】に続きます

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