日本で頻発する地震、海外で起きている戦争 【災害時の為の備えについて&過去の戦時中の動物達の悲しいお話】【2】

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日本で頻発する地震、海外で起きている戦争
【災害時の為の備えについて&過去の戦時中の動物達の悲しいお話】【2】

前回の続きです。

そして今ウクライナで戦争が起きていますね。
まるで現実のことかと思えない映像がニュースで流れています。
ニュースでは取り上げられることはないですが、沢山の動物達も犠牲になっているはずです。本当に胸が痛みます。

(現在アニコムさんが4月18日までの期間で「ウクライナのペット救援募金」というプロジェクトを実施されています。1000円から寄付できるようです。
直接何かできる訳ではないですが、ウクライナの動物達を守る為にこういった形での支援も出来ますので、ぜひご興味のある方は一度検索してみてください。)

過去同じように日本でも沢山の戦争が起こっていた訳ですよね。
太平洋戦争があったりとか、第一次、第二次世界大戦があったりした中で、動物達は一体どうしていたのかと。
気になって戦時中の動物園の資料を読んでみました。

その当時、動物園っていうのは上野動物園が一番有名だったらしいんですね。
そして戦争が起こり、昭和20年くらいに日本に爆弾が投下されるようになりました。
そんな時、動物園に国から動物を処分していきなさいという要請が出たそうです。
本土に爆弾を落とされるということは結局のところ、猛獣類のいる檻が破壊され、逃げ出してしまう恐れがありますよね。
だからその動物達のお世話をしている飼育員さんが手を下さないといけなかったのだそうです。

その時に日本のプロパガンダじゃないですけれども、自分たちが動物を処分するっていうのはすごく見た目が悪いから、殺さないといけなくなったのはアメリカのせいだと。
こういうふうに日本をいじめる敵国が悪い。相手を憎め。
そんな風な感じに話を持っていて、士気を挙げていたって言われてるんですよね。

もちろんいくら猛獣とはいえ、飼育員さんからしたら顔馴染みの大切な動物な訳です。
自分たちが育ててきた動物を飼育員さんが国の命令で殺さないといけなかったと言うのはどんだけつらかったんやろと。これは想像できないです。僕は。
自分の犬を自分で殺すっていうことなんて想像できないですよね。

しかも国からのお達しで、一般市民が怖がるような大きい音の出るピストル等での射殺はダメって言われたそうなんですね。
射殺がダメだということで、毒殺とか槍とか棒でとか、処分していたと。
毒餌を食べない子はそのまま餓死させていたそうです。

で、もちろん、それに反発するグループもあったんですよ。
そりゃそうですよね。だって自分たちが愛を持って面倒を見てきた担当している動物たちを自分の手で、酷いやり方で殺すなんて考えられないと思いますから。
でもこれが、上野動物園から始まって、どんどんどんどん地方の方も同じように猛獣を殺さないといけなくなっていったそうなんです。

じゃあ、他の草食動物はどうしてたの?と。助かったの?と思いますよね。
でももうその頃になるとエサとして殺されてたんですって。
食べられてたということですよね。そんな酷い時代やったんですよ。

【3】に続きます

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