ドッグトレーナー山本卓のミニ講座【第2弾】
「手に対する信頼を勝ち取るべし!」❶
こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^
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本日はドッグトレーナー山本卓のミニ講座【第2弾】です。
このミニ講座は、普段僕が行なっているドッグトレーナー養成スクールの内容の一部を公開し、お話させていただいているというシリーズです。
第2弾ということで、今回は「手に対する信頼を勝ち取るべし!」というテーマでお話ししていきたいなというふうに思っております。
犬のしつけ、要は教育。これってね本当にやることが多いんですよ。
もしかしたら僕のところでやってるメニューというのは種類でいうとめちゃめちゃ多いかも知れない。
それだけ必要なことがあって、それを学んでいってもらっているんですけれども、今回の「手の信頼を勝ち取ろう」というテーマの、この「手の信頼」っていうのは一体なんぞや?というお話からしていこうかと思います。
人は、犬に対して何をするにしても手を使いますよね?
例えば、単純に体に触ることも手。おやつを与える手。ご飯を与える手。体のケアをする時の手。体を補助するときの手。誘導する時の手。指示の補助をする時の手。
ボール遊びとかおもちゃ遊びをする時の手。体を保定する手。カットする手。洗う時の手。
もう言い出したらキリがないですよね。
たった2つの手なんですけど、これをいろんな場面で使っていくことになるわけですよね。
でも犬からしたら、この「手」を最初から全部信頼しているか?っていうと勿論そうじゃないんですよ。元々怖がりの子であったら、なおさらですよね。最初はね。
でも逆に手に対して何をされたとしても平気。全部信頼してるって犬もたまにいてます。
ただ、これは本当にすごく稀です。
基本的には一つ一つ犬に対して行動で信頼を積み重ねて、練習を積み重ねて信頼を勝ち取っていく必要がある訳です。
0から信頼を強くしていくという作業が必要なわけですよね。
でもこれあるあるなのは、オヤツを与える時の手は信頼しているけれども、おやつ持ってない時の手は信頼してないから、飼い主さんがごまかしてごまかしてやっていく。
おやつある時の手は信頼しているから、その手を見せながら与えながらもう一つの手で苦手な体のケアをする。
信頼されてない手と信頼してる手をぶつけて何とかごまかしてるわけですよね。
これよくあります。
あとは骨を噛ませておいてごまかすとかもよくあるじゃないですか。
でもこんな風にごまかしながらやってたら、結局のところはどこかでメッキは剥がれるんですよね。信頼が剥がれる。
要はおやつを与える手よりか、どんどん触れてる手の方が目立ってくるんですよね。
そうすると、おやつの効き目はなくなっていきます。
ごまかしてごまかしてやってるうちにどんどんどんどんどんどん「あれ?おかしいな」という風になって、そこでガブリといかれるパターンになるわけですよね。
【2】に続きます
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