【質問に返答】1歳3ヶ月の柴犬(♀)
「子犬じゃなくても練習を続けたら素直な心は育めますか?」【1】
こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^
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本日はいただいた質問にお答えしていこうと思います。
〈質問内容〉
「柴犬の1歳3ヶ月(女の子)の飼い主です。
いぬプロYouTubeの動画を参考に家の中での歩行訓練をしていますが、リードに前足をかけたり、リードを噛んだり、私の足を噛んできたり、寝転んで歩くのを拒否したりします。
それを無視してひたすらグルグル歩くと諦めてきます。
子犬時期は過ぎていますが、続けることで素直な心を育む練習になりますでしょうか?
普段、家族がいる時はリビングでフリーの状態です。
散歩や基礎トレーニング中は、リードでの指示には従いますが、コマンドを言っただけでは無視することが多い(特に「来い」)ため、素直な心を育みたいと思っています。」
ご質問ありがとうございます!
結論から言うと、もちろん子犬じゃなくても、トレーニング次第で素直な心を育むことは可能です!
今やってくださってる歩行練習というのは、要は飼い主さんに犬の方が合わせる練習の最初の入りなんですね。
「犬が人に合わせる」っていうのは、例えば自分の好きな方へ行きたい気持ちを譲って飼い主さんに着いていくとか、今自分がこうしたいっていう意思を優先するんじゃなくて、飼い主さんの意思を優先する、ということですね。
で、おそらく動画見ていただいてるとのことなので、対面での歩行練習から始めてくださってると思います。
対面で後ろ向きに歩くのって意外に難しいじゃないですか。
じゃあなぜわざわざ対面で歩くのかっていうと、対面じゃなくいきなり犬を横につかせて並行してリードコントロールしながら歩く練習をするのって飼い主さんにしたらものすごく難しいんですよ。
さらに犬からしても横について歩くよりも、向き合って対面で歩く方が、飼い主さんについていくっていう目的が分かりやすくて理解しやすいんですよね。
「私についてきてね」「でも追い越さないでね」「横にそれないでね」「遅れないでね」
こんないうふうに、練習の中でリードを使って細かく指示を出していく必要があるんですが、対面の方がリードの使い方というのは勉強しやすいんです。
だから最初は向かい合っての練習からしてもらうようにしてるんですね。
質問に話を戻すと、この子の場合は最初拒否があるけど続けると諦めてくるということなので、次やらないといけないというか、目指すところっていうのは、そこの諦めるまでの早さっていうところかなと思います。
例えば最初諦めるまでに5分かかってたとしても、1分ずつでも30秒ずつでも縮まってくるっていうのが成長やと思ってほしいんですよね。
こんなふうにまず歩くよと言ったときに「いや!」じゃなくて「わかったよ」というふうな素直な心にしていくのはすごく大事やなというふうに思います。
【2】に続きます
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