野犬や保護犬などの怖がりな犬への接し方をお教えします!【3】

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野犬や保護犬などの怖がりな犬への接し方をお教えします!【3】


前回の続きです。

そこが変わってくると本当にちょっとずつなんですけど、リードの範囲ギリギリまで離れていたのが少し近いところにいることが増えるとか、飼い主さんの情報が欲しくなって少し匂いを嗅ぎにいくようになったりとか、先々には自分から近寄って来たりとか、という風に行動に変化が見えてきます。

その時に初めて少し触ってあげてください。

ここでのポイントは近付いてきたとしても絶対に構いすぎないことです。
本当に淡白に接して欲しいんですよ。
ちょっと触ったらすぐ手を引っ込めて、触るのをやめるくらいの感じがちょうどいいです。

そしたら犬の方はちょっと安心してきたところ、さらに安心感を求めたくなるんで、甘えるって感情がだんだんと生まれてくるわけです。
これもいきなり芽生えるわけじゃないので、ちょっとずつちょっとずつお水を毎日あげて育てるというイメージですね。

お花もあげすぎると枯れるのと同じで、やりすぎると逆効果になってしまうので、本当に2、3回触ったら「ハイ終わり」という感じにしておきながら、毎日感情をちょっとずつ伸ばしていってあげるのが大切です。
そうするとさっきも言ったように、犬はもっと安心感が欲しくなってくるので、次は逆に犬の方から甘えてくるという風になってくるんですね。そうなる頃には距離とかはもう関係なくなってくるかなと思います。
くれぐれも焦らずに。欲を出して構いすぎないようにする事。

そこが1番の大切なポイントです。

本当にこれはすごく簡単なリハビリ方なので、犬を迎え入れたけど「全然慣れない」とか「怖がっているけど、どうしてあげればいいかが分からない」などとお悩みの方は、ぜひ参考にして頂けたらなと思います。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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そうする事で愛犬と暮らす皆さんが正しい情報を知り、間違った情報を正し、認識を変え、それを日本中に広げていくことが出来ると思っています。

ぜひ皆様のご協力をよろしくお願い致します!

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